ドライサンプのオイル交換 – アストンマーティン・ヴァンテージ
![20210522_アストンマーティン_ヴァンテージ_オイル交換](https://i0.wp.com/revolfe.com/rvsa/wp-content/uploads/2021/05/20210522_Aston_Martin_vantage_oil_change.jpg?fit=1024%2C368&ssl=1)
アストンマーティン・ヴァンテージのご入庫です。
今回は各部の点検とエンジンオイル交換のご依頼を頂きました。
この車のオイル潤滑方式は、一般に広く用いられているウェットサンプと違いドライサンプとなっています。
欧州自動車メーカーのスポーツカーに採用されている事が多いですね。
そこでオイル交換ですが、多くの車種ではオイルパンのドレンボルトを外すところですが、ドライサンプ方式では別にオイルタンクを備えているため、そこのドレンボルトを外していきます。
そしてこのアストンマーティン・ヴァンテージですが、オイルタンクとエンジン側合わせ3箇所にドレンボルトが備わっています。
まずオイルタンクのドレンボルトを外し、次にエンジン側のドレンボルトを外していきます。
エンジン側からはそれ程多くのオイルは抜けませんが、これを怠るとエンジン内部から全て抜けてくれないので、もれなくしっかり抜いていきます。
全て抜けると、新しく注ぐオイルは10.5リッターから11リッターくらい入ります。
もし8リッターか9リッターくらいしか入らない、古いオイルが抜け切れていない可能性がありますね。
全量注入後、エンジンを必ず暖気して確認を行いました。
特に問題なしです。