ドライサンプのオイル交換 – アストンマーティン・ヴァンテージ

アストンマーティン・ヴァンテージのご入庫です。 今回は各部の点検とエンジンオイル交換のご依頼を頂きました。 この車のオイル潤滑方式は、一般に広く用いられているウェットサンプと違いドライサンプとなっています。 欧州自動車メーカーのスポーツカーに採用されている事が多いですね。 そこでオイル交換ですが、多くの車種ではオイルパンのドレンボルトを外すところですが、ドライサンプ方式では別にオイルタンクを備えているため、そこのドレンボルトを外していきます。 そしてこのアストンマーティン・ヴァンテージですが、オイルタンクとエンジン側合わせ3箇所にドレンボルトが備わっています。 まずオイルタンクのドレンボルトを外し、次にエンジン側のドレンボルトを外していきます。 エンジン側からはそれ程多くのオイルは抜けませんが、これを怠るとエンジン内部から全て抜けてくれないので、もれなくしっかり抜いていきます。 全て抜けると、新しく注ぐオイルは10.5リッターから11リッターくらい入ります。 もし8リッターか9リッターくらいしか入らない、古いオイルが抜け切れていない可能性がありますね。 全量注入後、エンジンを必ず暖気して確認を行いました。 特に問題なしです。 Revolfe S.A.

ブラックオルタネーター交換 – トヨタ・アリスト

オルタネータートラブルでトヨタ・アリストが緊急入庫です。 そこで弊社お勧めで、多くのお客様で装着実績を持つブラックオルタネーターへ交換する事になりました。 お客様からご自宅を出てすぐのところで立ち往生してしまったと連絡があり、お客様の確認と弊社の調査でオルタネータートラブルとわかり、その場でオルタネーター交換となりました。 JZS161アリストですが、ATで電子スロットルが付いていたりと電装系が意外と多く、ノーマルでも充電量がギリギリで、時に足りなくなる場合もあります。 気になる方は、普段から電圧計を見てもらうとわかるかもしれません、 あと2JZ-GTEエンジンの場合、オルタネーターはエキマニ近くにある装着されているため熱にさらされやすく、特にフルタービン車両ではトラブルが出やすいです。 こちらがアドバンス様のブラックオルタネーターです。 低抵抗、高出力そして、冷却性能もアップグレードしています。 弊社では主に2JZ-GTEエンジンで数多く取り付けてきました。 製品だと赤いアルミ製プーリーが装着されていますが、弊社では2JZ-GTEエンジンとのマッチングを考え、違うプーリーを指定して送って頂いています。 ブラックオルタネーターの取り付けにご興味のある方は、ぜひお問い合わせを。 過去の取り付け実績から、最適な提案をさせて頂きます。 Revolfe S.A. 

点検、HKSタービン交換 – トヨタ・クレスタ

トヨタ・クレスタ(JZX100)のご入庫です。 今回車検のご依頼だったのですが、事前の法定点検を実施したところ元々装着していた社外タービンの損傷度合いが著しかったため、HKSのGT3タービンへ交換する事になりました。 こちらのお客様は今回2回目のご来店で、前回簡易的な点検を実施したうえで、今回の車検ご依頼となりました。 そこで車検に問題ないか法定点検を行っていたところ、装着されていた社外タービンに問題発覚。 ボールベアリング軸のガタツキが酷く、タービンブレードにも破損が確認できました。 そこでお客様と相談の結果、ただオーバーホールするよりも、性能や価格面でも新しいタービンを導入したほうが良いとなり、HKS GT3タービンへの交換をご決断頂きました。 こちらがHKSのGT3タービンです。 同じくHKS製のレーシングサクションとも、格好良くまとまりました。 ただブローオフバルブの無い仕様のため、バックタービンによる吹き返しでタービンを痛めるリスクを減らすため、別途オーダーをかけました。 お客様に安心して乗ってもらえるよう、届き次第取り付けを行う予定です。 Revolfe S.A.

パワーイグナイターとパワーイグニッションコイル取付 – 日産・フェアレディZ32

日産・フェアレディZ32のご入庫です。 今回は、弊社オリジナル製品であるZ32用のパワーイグナイターとパワーイグニッションコイルの取り付けをご依頼頂きました。 まずパワーイグナイターですが、本来はフロント右のストラット上部付近へ取り付けます。 ですが、ボンネットにダクトが空いてて水の進入に一抹の不安を感じ(防水コネクター等を使用してはいましたが)、念には念を入れて取り付け場所をこちらへ変更しました。 イグニッションコイルですが、左は前期仕様、右は今回交換する後期と同じ仕様で製作されたパワーイグニッションコイルです。 この日産フェアレディZ32は前期仕様なのですが、接触部が鉛筆の芯みたいな素材が特徴です。 ただこれだと、スパークの回数が増えるほど削れて接触不良となる為、後期仕様は対策品としてスプリングタイプへ変更されています。 これで強化と同時に接触不良の心配もなくなりました。 同じように、もし前期仕様から後期仕様のイグニッションコイルへ交換をお考えの方へ。 パワーイグニッションコイルは純正コイルとそんなに価格差がありませんので、弊社ではパワーイグニッションコイルへの交換をお勧めします。 Revolfe S.A.