ECU劣化とスロットル作動不良の対策 – トヨタ・スープラ

トヨタ・スープラ(JZA80)のご入庫です。
お陰様でスープラの作業依頼をたくさん頂いております。
こちらは2JZエンジンの不調との事で、その原因を探ってほしいというご依頼でした。
まずわかったのがECUの劣化による損傷。
ECU(エンジンコントロールユニット)はエンジンや車の電装系を制御するコンピュータなだけに、これがイカれるとまともに走らせることさえ出来なくなります。
そしてコンピュータ本体や基盤、配線類は古くなると経年劣化が進み、ある日突然壊れるなんて事もあります。
壊れたら新品か程度の良い中古品への交換、またはコンピュータ自体を修理するという手段があります。
JZA80スープラの場合、新品ECUは厳しいので中古品を探すか修理という手段が現実的でしょう。
弊社でもECUの内部リフレッシュを承っておりますので、オーナー様と相談しながら対応していきます。
不調箇所のもう一つはエンジンスロットル系の動作不良。
引っ掛かりがあり、正常なアクセルコントロールが行えない状態でした。
こちらはスロットルボディを分解洗浄し、細かな調整と給油を施すことで解決できました。