2JZブーストコントロール配管修正とエアホース交換 – トヨタ・スープラ
トヨタ・スープラのご入庫です。 今回はシフトスポーツ製ボンネットの装着と2JZ-GTEエンジンのブーストコントロール配管の修理、ターボエアホースを弊社製品のシリコン製へ交換しました。 社外品のブーストコントローラーを装着した車の中に、ブーストコントロールの配管が誤って取り付けられている場合があります。 このスープラも同様だったため、シリコンホース交換と合わせて配管を修正しました。 配管が誤ったままだとシーケンシャルターボに負担をかけてしまい、最悪破損します。 実際、弊社にも配管間違いによるターボ破損で来店されるお客様が多いですね。 ブーストコントローラー付き中古車を購入する際や、新たに装着するときは注意が必要です。 配管点検は無料で行っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。 Revolfe S.A.
点検、HKSタービン交換 – トヨタ・クレスタ
トヨタ・クレスタ(JZX100)のご入庫です。 今回車検のご依頼だったのですが、事前の法定点検を実施したところ元々装着していた社外タービンの損傷度合いが著しかったため、HKSのGT3タービンへ交換する事になりました。 こちらのお客様は今回2回目のご来店で、前回簡易的な点検を実施したうえで、今回の車検ご依頼となりました。 そこで車検に問題ないか法定点検を行っていたところ、装着されていた社外タービンに問題発覚。 ボールベアリング軸のガタツキが酷く、タービンブレードにも破損が確認できました。 そこでお客様と相談の結果、ただオーバーホールするよりも、性能や価格面でも新しいタービンを導入したほうが良いとなり、HKS GT3タービンへの交換をご決断頂きました。 こちらがHKSのGT3タービンです。 同じくHKS製のレーシングサクションとも、格好良くまとまりました。 ただブローオフバルブの無い仕様のため、バックタービンによる吹き返しでタービンを痛めるリスクを減らすため、別途オーダーをかけました。 お客様に安心して乗ってもらえるよう、届き次第取り付けを行う予定です。 Revolfe S.A.
2JZ-GTEエンジン用シリコン製ターボエアホースを販売
こちらは、スープラやアリストなどに搭載されている2JZ-GTEエンジン用に長さ調整したシリコン製ターボエアホースです。 この度、この状態のものをキット化して販売する事となりました。 通信販売、対面販売どちらも対応できます。 【キット詳細】 ・ホース3本(1台分):¥13,500(税別) ・ステンレス製ホースバンド6個:¥3,000(税別) 純正ホースのままですと、経年劣化により内部の負圧でホース内径が狭められてしまい吸入空気量がダウン。 結果的にパワーが落ちてしまいます。 このエアホースに変える事でホースの強度が保たれ、ホース内径が狭まる事を抑えられます。 純正を見て頂いたら違いはわかるかと思います。 こちらは純正のターボエアホースです。 二層構造になっていますが、内側が膨らみかけているのがおわかり頂けるかと思います。 こちらはさらに劣化が進んだ純正ターボエアホース。 内側が大きく膨らんでいるのがおわかり頂けるかと思います。 これでは適切な空気量を送る事はできませんよね。 シリコン製のターボエアホースに変えれば、こういった事を防ぐ事が出来ます。 取り付け後はこんな感じです。 エンジンのドレスアップにもなって見映えもよくなるかと。 お問合せをお待ちしております。 Revolfe S.A.
リビルドタービン交換とメタルブレードへの変更 – トヨタ・アリスト
こちらはトヨタ・アリストの2JZ-GTEエンジンの純正ターボチャージャーです。 お客様から、ブーストが正常に上がらないので診てほしいと依頼を受けて点検したところ、プライマリータービンのタービンブレードが破損している事がわかりました。 写真で見てもダメージがおわかり頂けるかと思います。 今回はリビルドされた純正タービンへの交換となりましたが、純正タービンに備わるセラミック製ブレードではまた破損の恐れがあったため、お客様と相談のうえ、レスポンスは若干落ちるものの耐久性の高いメタル製ブレードへ変更する事になりました。 この車両はブーストアップもしていない車検対応の吸排気チューン仕様ですが、セラミックタービンではこのように破損する事が多々あるんですよね。 あとブーストコントローラー取付車でも、シーケンシャルタービンの特性を考慮しない取付をされた車両では、セカンダリータービンにトラブルを抱える事例が多く見受けられます。 車の仕様、特性に合わせた取り付け、セッティングをしっかり行っておけば後々のトラブルを未然に防ぐ事が出来るし、お客様のお財布の負担も減るというものです。 この車はメタルブレードへ変更した事で余裕が生まれたため、今後ブーストアップ仕様を行う際も不安なく実施する事ができますね。 こちらは排気側ポートです。 メタルブレード交換で落ちたレスポンスを少しでも補う為、シーケンシャルタービンの各排気側ポートの拡大・段付き修正を行いました。 鋳物の耐久性も考慮し、過度な切削・研磨を避けつつ加工してあります。 弊社での2JZ純正タービン仕様では定番メニューとなりますが、この加工だけでもレスポンス向上は体感できるほど大きいです。 未だに根強い人気な2JZエンジンのブーストアップ仕様ですが、タービン側へポイントを抑えたチューニングを行うだけでも、長く無理なく楽しめる事ができますよ。 Revolfe S.A.
ターボのエアパイプをワンオフ制作 – スープラ
今回は、スープラに装着されているターボと社外インタークーラーとのマッチング、そしてさらなる最適化を図るため、エアパイプをワンオフ制作しました。 純正と比較してみましたが、いかがでしょう? 純正は径が細い上にさらに中間で絞られているので、全体的に太くしています。 社外インタークーラーに合わせ、長さも見直しました。 取り付け後はこんな感じです。 ご参考になさってみて下さい。 エアパイプ作業とは別に、ブーストセンサーも交換しました。 右側が新品。 左側が元々装着していたブーストセンサーなのですが、よく見るとセンサー裏が溶けている事がおわかりになるかと思います。 スープラ(JZA80)前期のみDジェトロ方式なのですが、これが壊れるとECUが正しい燃調、点火が出来なくなります。 もちろんパワーやトルク、燃費にだって良いことは一つもありません。 愛車の調子が悪いと感じたら、こんな箇所も疑ってみる事をお勧めします。 Revolfe S.A.